年次報告会のお知らせ(2021年3月21日)

平素より、「感染症アーカイブズ」(AIDH=The Archives of Infectious Diseases History)の活動にご協力を賜り、有難うございます。
2020年は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって、感染症の制圧にかかわる資料を整理・保全し、グローバルヘルスの世界に提供しようとする私たちの取り組みにとっても、これまでとは違った役割が求められることになった一年でした。
こうした機会をとらえて、「感染症アーカイブズ」の発足以来の活動を振り返り、現在、私たちが進めている取り組みを紹介しながら、皆様から今後の方向性に関して、ご助言やご提言をいただくための年次報告会を企画いたしました。
ぜひ、皆様からのご助言やご提案をお願いいたします。

 

年次報告会の詳細は下記のとおりです。

 

【日時】:2021年3月21日(日)14:00~16:30

 

【場所】:Zoomによるオンライン形式

 

【参加方法】:3/19(土)正午までに、感染症アーカイブズのホームページにある「お問い合わせ」(https://aidh.jp/contact/)にアクセスしていただき、「メッセージ」欄に下記の1~3の情報をご入力の上、送信ボタンを押してください。

1:お名前
2:ご連絡先メールアドレス
3:ご所属

開催前日までにZoomのURLをお知らせします。

システム上の理由からご参加可能な人数に上限がありますので、ご希望に添えない場合があることをあらかじめご了承ください。

 

【プログラム】
第1部 活動報告(14:00~14:50)
・飯島渉「年次報告会の開催の目的」(「感染症アーカイブズ」代表/青山学院大学文学部教授)
・井上弘樹「2020年度の活動報告」(「感染症アーカイブズ」事務局長/日本学術振興会特別研究員PD)
・意見交換

 

第2部 ワークショップ(15:00~16:30):「COVID-19のパンデミックと「感染症アーカイブズ」の課題」
司会:市川智生(「感染症アーカイブズ」副代表/沖縄国際大学総合文化学部准教授)
・飯島渉(「感染症アーカイブズ」代表/青山学院大学文学部教授)(15:00~15:15)
「風土病の制圧をめぐる記録と記憶」
・小川和夫(公益財団法人目黒寄生虫館館長)(15:15~15:30)
「「資料」を保存することの意義:博物館の役割」
・矢島綾(世界保健機関西太平洋地域事務所顧みられない熱帯病専門官)(15:30~15:45)
「「感染症アーカイブズ」への期待」
・全体討論(15:45~16:30)

 

以上