2022年度から高等学校の必修科目として、新たに「歴史総合」が新設されます。
これに関連して、感染症アーカイブズは、感染症や国際保健の専門家をお招きして、高等学校の先生方や高校生の皆さんとともに、世界が直面している感染症やNTDs(顧みられない熱帯病)について学ぶ機会を設けました。
参加お申し込みは、下記のURLをご確認ください。
日程とプログラムは次のとおりです。
皆様、ぜひご参加ください。(1日だけのご参加も大歓迎です)
10月24日(日) 14:00~16:00
飯島渉(青山学院大学文学部、感染症アーカイブズ代表)
「総論:20世紀のマラリア対策史と日本の経験」
金子明(大阪市立大学医学部)
「マラリアという熱帯感染症の特徴、制圧の経験」
長島美紀・飯塚由美子(Malaria No More Japan、認定NPO法人)
「マラリア制圧のための国際的な取り組み、NPOの活動」
吉岡浩太(長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科)
「日本に今ある顧みられない熱帯病」
10月31日(日) 14:00~16:00
飯島渉(青山学院大学文学部、感染症アーカイブズ代表)
「総論:20世紀日本における風土病対策史」
千種雄一(獨協医科大学医学部)
「日本住血吸虫症という感染症の特徴、日本における制圧の道程」
門司和彦(長崎大学多文化社会学部)
「なぜ国際保健の道に進んだのか、関係人材の養成の課題」
倉持利明・巖城隆(目黒寄生虫館)
「目黒寄生虫館の紹介、歴史総合における博物館の活用」
以上です。